2013年9月4日水曜日

ロケットパーンチ!

 先日ついに『パシフィック・リム』を見たのだ。しかも3Dでだ。
 ストーリーは「海底になんか次元の裂け目ができてそこからkaijuがどんどんでてくる。なので巨大ロボット(イェーガー)を操りkaijuをぶちのめせ!あと裂け目も何とかする」そんな話。

 ストーリーはまあよくある感じだが何よりイェーガーとkaijuのガチンコの殴り合いが見てて楽しい。
 イェーガーは遠目から遠距離攻撃したりせずまず殴りに行く。そして遠慮無くぶっ壊れる。見ていて気持ちいいプロレスである。
主人公の乗るイェーガー『ジプシーデンジャー』は腕がプラズマキャノンに変形したり腕から剣が出てきたり胸からなんか火が出たりロケットパンチ(腕は飛ばない)したり、とても男の子の味がするギミック満載である(特にプラズマキャノンがお気に入り。腕の変形がかっこええのなんの)。それに加えてコンテナを掴んで殴りつけたり巨大タンカーをぶん回したりする(タンカーを引き摺りながらkaijuに向かっていくシーンは最高にいい)。いいよね…。

  登場人物のうち、サイエンティスト2人(ニュートとゴットリーブ)の掛け合いも大変楽しい。喧々囂々の言い合いをするのだが、なんだかんだ言って喧嘩するほど仲がいいというのが嗅ぎ取れてしまう。終盤2人はある目的のためにドリフトするのだが、ゴットリーブが「私もドリフトする!」とか言い出た時にはすっごいニヤニヤしてしまった。ヤバイ。イェーガーを操る二人組より印象に残っちゃうくらいヤバイ。そりゃ腐向けの絵も描かれるのも納得する。

 気になる点もいくつかあった。
・チェルノと中華ロボが噛ませすぎる。
・kaijuの色が似たり寄ったりで、画面が暗くなる場面では見分けがつかなくなりがち。
・浪川は脱出させても良かったんじゃないか?
・ カテゴリー5登場したあたりが消化試合すぎる。
などなど

 でもそんな不満もプロレス見れば吹っ飛ぶ良いバカ映画でした。
あと何気に3D初体験なんだよなぁ。すごいねアレ。奥行きがよく分かる!